「介護保険」について②

「介護保険」について②

皆さん、こんにちは。

3月に入り寒かったり、暖かかったりでもうすぐ春ですね。

卒業式、花見、新生活のための準備、引越し、入学式、就職など人生の転機がぎっしり詰まった季節ですね。⦅花見は人生の転機とは思いません・・・⦆

 

前回まで、介護保険施設について数回書いてきました。そこで筆者は改めて第1回目はどんなこと書いたのかなと1年も経っていないのに振り返ってみました。

 

・・・次回は介護認定を受けるまでの手順について掲載します。って書いてありました・・・

 

ということで、今回は『介護認定を受けるまでの手順』について書きたいと思います。

 

まずは、介護保険の簡単なおさらいから。

介護保険の保険料を支払うのは40歳になった月の給料日から天引きされます。(もちろん働いている方です。)

年金受給されている方は、年金から天引きされます。

支払金額については、働かれている方は職場と折半なので半分支払っていることとなります。

 

次に、介護保険を受けられる被保険者について。

①65歳以上の方を第1号被保険者

第1号被保険者の方は原因を問わず、介護や日常支援がが必要になった場合に認定を受け介護保険のサービスを受けることができます。

②40歳以上65歳未満の方を第2号被保険者(医療保険加入者)

第1号被保険者とは違い、老化が原因とされる病気(特定疾病)により、介護や日常生活の支援が必要となった場合に認定を受け介護保険のサービスを受けることができます。

今回はこの上の部分の介護保険のサービスを受けるまでの手順を説明いたします。

まず、①の方について。

①の方へ65歳に到達する月、誕生月に住民票の住所へ市町村からさらの介護保険証が封筒に入って届きます。ここで注意してほしい点が一つ。65歳になってすぐに介護保険を利用される方はまれです。ですので介護保険証が届いてもすぐに必要でないことから奥底にしまわれることが非常に多く、実際に必要になった時に介護保険証なんて届いていない!と言われる方が多いです。ですので、皆様大切に保管しておいてください。しかし、安心してください。もし介護保険証がなくなったとしても手続きをすれば再発行してくれますのでご安心を。

②の方については、上記にあるように特定疾病にかかり介護や、日常生活の支援が必要となり介護保険の申請をし、介護保険適用と認定された際にご自宅に届くようになっています。

 

では、どのように介護認定を受けるのかというと、介護サービスを受ける前に基本的には本人、ご家族などが市役所などで介護保険の窓口で申請しなければなりません。

それが困難の場合は地域包括支援センターや居宅介護支援事業所、介護保険施設の方に代行申請をしてもらうことも可能です。

その後は、1⃣各市町村より認定調査の日程調整があり、ご本人、ご家族へ面談をし身体の状況などの聞取りを行います。その間に、2⃣主治医の意見書を書いてもらいます。

上記の1⃣の情報を基に一次判定が行われます。この1次判定はコンピューターにて行われ、この情報と2⃣の意見書を基に保険、医療、福祉の有識者にて介護認定調査会が開催されます。この介護認定調査会がニ次判定です。

この二次判定でそれぞれの要介護状態が認定されます。

認定された結果は自宅へ介護保険証が届くことになっています。

認定結果の通知が届くまでおよそひと月程度かかります。

 

今回は介護保険の認定を受けるまでを書きました。この内容ではいまいちわからない、などのことがあるかと思います。その際は地域包括支援センターや『あおぞらリサーチ』にご一報いただき詳しく教えてほしいとお伝えください。

 

その他、施設を探している方、今後のことで話を聞いてみたい方なんでも結構ですのでご連絡くださいますようよろしくお願いいたします。

 

では、また次回皆様のお役に立てるような情報を書いていきたいとおもいます。

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