【住宅型有料老人ホーム 老祝】様へご入居いたしました。

【住宅型有料老人ホーム 老祝】様へご入居いたしました。

皆さまおはようございます。

いよいよ梅雨入りが近くなってきました。

もしかしたら梅雨入りしているかもしれません。

気象予報士の方が言っておりましたが、梅雨入りは「この日」というのもではなく、

季節の移り変わりなので「だいたいこのあたり」というものなのだそうです。

そうだったんですね。。。以前はこの日、と断定していたような気がするのは私だけでしょうか。

さて、今回ご入居のお手伝いをさせていただいたご利用者様は、

今回脳梗塞を発症されるまでご自宅で美容師として地域の方々へ貢献されていたとのこと。

ご入居の日に、送迎をさせていただきその車中でいろいろ貴重なお話を聞くことができました。

やはり、美容師の方とあってお話が上手で本来ならばわたしが気を遣うところを、

ご利用者様が若いころから今までのおはなしをされてくださり松元までの道中はあっという間でした。

20代中ごろには現在の住まいに移り、美容室を切り盛りしご近所でも人気の美容室だったそうです。

50年程勤めていた頃お父様の介護が必要になったり、ご主人様の介護が必要になったりと、

波乱万丈の人生を送ってこられたこと。

そのあと、ご自身も大病を患い入院してリハビリをして、

今回ご自宅での生活は困難だったため施設へのご入居を決心。

その中でも、ご本人様が若いころにバスガイドをしていたという話しになり、盛り上がりました。

その頃は、鹿児島市内のいろんなところをガイドしながら回っていたそうです。

田上から松元へ抜ける道すがら、バス停の地域名を見て当時よく乗っていた

路線を思い出されご本人様は大喜び。

当時の思い出がどんどん出てきます。

次のバス停の名前、またその次も、、、

当時の思い出、記憶は鮮明で私も本当にびっくりしました。

また、ご本人様の住まいからご家族のご自宅へ行く際も松元を通ってよく通われていたそうです。

お孫様の面倒を見に行くときにはいつもここの道を通っていた、この先には公園があるよね、

などと本当に道に詳しいお方でした。

新型コロナウィルスの影響で外出が出来ず、自分で見学はできなかったから

本当はものすごく不安だったそうです。

当初は娘様が決めた施設でいいと仰られていました。

ご入居当日にそのように不安を口にされ、また、それを聞き何とも言えない気持ちでした。

しかし、ご本人様より若いころよくとおっていた道であったり、

お孫様の面倒を見に通っていたなじみの道を通っている中で、

ご本人様より縁のあるところだったからよかったと、仰っていただきました。

我々が施設を提案し、ご入居するのはご利用者様。

それなのに私の方が救われた気持ちになりました。

そうこうしているうちに【住宅型有料老人ホーム 老祝】様に到着。

施設のスタッフの方々にお迎えいただき、居室へ荷物を運び入れ共有スペースで

しばらく待機していると、久しぶりの外出で30分以上車に揺られさすがにお疲れのご様子。

スタッフの方に連れられベッドで一休み。

施設の中は、季節ごとの貼り絵が飾られとても明るい雰囲気。

また、職員の方々もアットホームな雰囲気でご利用者様も安心したご様子。

そのあと、担当者会議が執り行われて無事にサービスもスタートすることが出来ます。

ということで、今回も無事にご入居のお手伝いが終了。

今後も定期的にご入居後どのように過ごしているかお伺いさせていただきます。

そんな、印象的なご入居のお手伝いの日も雨でした。

晴れの日も、雨の日も鹿児島を走り回っている『あおぞらリサーチ』

施設のこと、介護のことで気になることがあった際は

『あおぞらリサーチ』へご連絡いただければと思います。

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