費用で見る介護施設:種類と鹿児島市の相場、そして軽減制度

費用で見る介護施設:種類と鹿児島市の相場、そして軽減制度

おはようございます。あおぞらリサーチ営業の宮下です。

6月20日 金曜日 本日も暑くなりそうです。

みなさま熱中症対策を怠らず無理をされないようにお気をつけください。

介護施設の費用は、「どれくらいかかるのだろう?」「高いのではないか?」といったご不安から、

施設選びの大きなハードルとなることが少なくありません。

本日は、介護施設の種類ごとの費用相場と、鹿児島市における具体的な費用感、そして利用できる軽減制度についてご説明いたします。


1.介護施設の種類と費用の目安

介護施設と一言で言っても、その種類は多岐にわたります。主な施設と費用の目安(一般的な相場)を見ていきましょう。

  • 特別養護老人ホーム(特養):

    • 費用: 入居一時金は基本的に不要。月額費用は介護度や所得によって異なりますが、比較的安価で、6万円~15万円程度が目安です。
    • 特徴: 公的な施設のため費用を抑えられますが、待機期間が長い傾向にあります。
  • 有料老人ホーム(介護付・住宅型):

    • 費用: 入居一時金が0円~数千万円と幅広く、月額費用は15万円~40万円以上と、サービス内容や設備によって大きく異なります。
    • 特徴: サービスや設備が充実しており、選択肢が豊富です。
  • サービス付き高齢者向け住宅(サ高住):

    • 費用: 入居一時金は0円~数十万円、月額費用は10万円~30万円程度が目安です。
    • 特徴: 高齢者向けの賃貸住宅で、安否確認や生活相談サービスが付きます。介護サービスは外部と契約するため、利用した分だけ費用がかかります。
  • グループホーム:

    • 費用: 入居一時金は0円~数百万円、月額費用は10万円~25万円程度が目安です。
    • 特徴: 認知症の方を対象とした少人数制の施設で、家庭的な雰囲気の中で共同生活を送ります。

これらの費用はあくまで全国的な目安であり、鹿児島市内の施設でも、立地や提供されるサービス内容によって変動します。

当あおぞらリサーチでは、鹿児島市内の各施設の具体的な費用情報も豊富にございますので、お気軽にご相談ください。


2.鹿児島市で利用できる費用軽減制度

介護施設の費用負担を軽減するための公的制度もいくつか存在します。

  • 高額介護サービス費:

    • 介護保険サービスを利用した際、所得に応じて定められた上限額を超えた分が払い戻される制度です。医療費と合算して一定額を超えた場合に適用される「高額医療合算介護サービス費」もあります。
  • 特定入所者介護サービス費(負担限度額認定):

    • 所得や資産が少ない方を対象に、特養や介護老人保健施設などの施設サービスにおける食費や居住費(滞在費)の自己負担額を軽減する制度です。
  • 医療費控除:

    • 介護費用の一部は、確定申告で医療費控除の対象となる場合があります。

これらの制度は、ご自身の所得状況や介護度によって利用条件が異なります。申請手続きも必要となりますので、ご不明な点があれば、お住まいの市区町村の窓口や地域包括支援センター、または私たちあおぞらリサーチにご相談ください。適切な制度を活用することで、経済的な負担を大きく軽減できる可能性があります。

介護施設の費用は決して安いものではありませんが、利用できる制度を賢く活用し、ご本人様にとって最適な住まいを見つけることが何よりも大切です。

あおぞらリサーチでは、費用の相談も含め、皆様の介護施設選びを全力でサポートいたします。

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