おはようございます。あおぞらリサーチ営業の宮下です。
6月25日 火曜日 雨が強くなってきましたね。
本日も安全運転で心穏やかに頑張ってまいります。
介護施設を選ぶ際、多くの方が「どのような介護が受けられるのか」という点に注目されます。
もちろん、日々の生活を支える介護は非常に重要ですが、実はもう一つ、充実した施設生活を送る上で欠かせない要素があります。
それが、リハビリテーションです。
「リハビリ」と聞くと、怪我や病気からの回復のために行う特別な訓練、というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、介護施設におけるリハビリは、単なる機能回復だけではありません。
むしろ、ご自身の「できること」を維持・向上させ、自分らしい生活を送り続けるための大切な取り組みと捉えることができます。
介護施設で提供されるリハビリは、主に以下の3種類に分けられます。
身体機能訓練(理学療法:PT): 立つ、座る、歩くといった基本的な動作能力の維持・向上を目指します。専門の理学療法士が、一人ひとりの身体状況に合わせて、関節の可動域訓練や筋力トレーニングなどを行います。転倒予防にも繋がり、安全な日常生活を送る上で非常に重要です。
作業療法(OT): 食事、着替え、入浴、排泄など、日常生活に必要な動作能力の獲得や維持を目指します。また、趣味活動や社会参加など、その人らしい生活を送るための応用的なリハビリも含まれます。作業療法士は、実際の生活場面に合わせた具体的なアドバイスや支援を行います。
言語聴覚療法(ST): 話すこと、聞くこと、食べること(嚥下機能)に困難がある方に対して行われます。言語聴覚士が、発音やコミュニケーション能力の改善、安全に食事ができるための嚥下訓練などを行います。
これらの専門的なリハビリが受けられる施設としては、介護老人保健施設(老健)や、リハビリ体制が充実している介護付有料老人ホームなどが挙げられます。
専門職による個別リハビリも大切ですが、それ以上に日々の生活の中で行う「生活リハビリ」が、実は最も重要だと言えます。
多くの介護施設では、専門職だけでなく、介護スタッフもこの「生活リハビリ」を意識したケアを提供しています。例えば、
など、日々の生活そのものの中にリハビリの要素を取り入れています。これにより、無理なく、そして楽しみながら、身体機能や認知機能の維持・向上を図ることができます。
介護施設を選ぶ際には、ぜひ「リハビリ」の視点も加えてみてください。
これらのポイントを確認することで、入居後もいきいきと、自分らしく生活を続けられる場所を見つけることができるでしょう。
あおぞらリサーチでは、各施設の介護・リハビリ体制についても詳しくご説明し、ご希望に合う施設をご提案させていただきます。お気軽にご相談ください。