皆さま、おはようございます。
先週は1月とは思えないほど温かい日が多いでした。
自宅では半袖、半ズボンになるタイミングもあるほど。(小学生か。。。)
今週はまた、寒くなる予報が出ています。体調管理には十分気をつけて参りましょう。
さて、ここ数回日本の伝統行事について書いてきました。
『除夜の鐘』『初詣』『鏡開き』と来ましたので、
今回は『七草』について書いてみたいと思います。
この『七草』、一般的には、様々な観点で挙げられた、7種類の野草・野菜を思い浮かべると思います。
数ある七草の中で、春の七草については、7種の野草・野菜が入った粥(七草粥)を
人日の節句(旧暦1月7日)の朝に食べる風習が残っています。
元々の「七草」は秋の七草を指し、小正月1月15日のものは「七種」と書きます。
この七種も「ななくさ」と読みます。一般には七日正月のものを七草と書きます。
現在では元々の意味は失われ、風習だけが形式として残っています。
これらのことから、人日の風習と小正月の風習とが混ざり、新暦の1月7日に「七草粥」が
食べられるようになったと考えられています。
ということで、皆さまその『七草』言えますでしょうか。
せり
なずな
ごぎょう
はこべら
ほとけのざ
すずな
すずしろ
これだけみると、何の野草、野菜なのかはさっぱりわかりませんよね。。。。
しかし、すずなは蕪(かぶ)、すずしろは大根と聞くと一気に親近感がわきますね。
そして、ここからが大事なところです。
皆さまは『七草祝い』って鹿児島でしかない風習だとご存知でしたか?
私は最近まで知りませんでした。。。。
ところで『七草祝い』ってそもそも何をするのかというと、
七草祝いは、薩摩藩の時代から伝統的に続いている儀式です。
数えで7歳(満6歳)の男女が、1月7日に晴れ着を着て神社で御祈祷を受けます。
神社でお参りしたあと、重箱やお椀をのせた膳を持って近所の家を7軒まわり、
七草粥をもらい歩くという風習がありましたが、ここ最近ではなかなか7軒まわるのも難しいため、
ご祈祷後に親族だけで会食を開いたり、神社によってはご祈祷後にお粥の授与があるそうです。
ここで間違いやすいのが、『七草祝い』と『七五三』の違いです。
七五三は11月14日、15日あたりで満3・5・7歳で行うことが多く、
七草は1月7日に数えで7歳(満6歳)時に行うため、基本的にお祝いの時期はかぶることはありません。
が、お着物を着て、ご祈祷を受けて、写真を撮って・・と、行事内容は似ているため、
七草のお祝いと七五三のお祝いを同時に一回でする、というご家庭も多いようです。
今回も勉強になりました。。。。
ということで、本題に参りましょう。
今回は【オアシスケア新屋敷(サービス付き高齢者向け住宅ほまれ)】様の見学に同行いたしました。
運営母体『株式会社 介護の森』様は、鹿児島市内に特別養護老人ホームを含む6施設を運営し、
いま鹿児島でも勢いのある法人の一つです。
今回のご利用者様のご希望としてはまだまだお元気なので、
できるだけ自由でいられる施設を提案してほしいとのことでした。
場所は、施設名にある通り新屋敷で中央駅や天文館に出かける方には立地は最高です。
お部屋も、お一人暮らし用のタイプと、ご夫婦などお二人でお住いになるお二人用タイプとあります。
ご利用者様も自由度が高いことに非常に興味を持たれました。
先程書いたように立地は最高にいいところなので見学の際も大満足のご様子でした。
ということで、施設のことや、介護のことなどわからないことなどありましたら
いつでも『あおぞらリサーチ』にご連絡頂ますようよろしくお願いいたいます。